コンプライアンスに基づいた
適正かつ迅速な通関業務及びその関連業務を行います。

財務大臣から通関業の許可を受け、全国9か所に通関営業所を展開。
2017年6月に東京税関長よりAEO制度における「認定通関業者」としての認定を受け、輸出入申告官署の自由化を活用しています。通関士を中心としたプロ集団が、通関業法、関税法等のコンプライアンスに基づき、適正かつ迅速な航空海上通関業務及びその関連業務を行っています。

通関業の基礎知識

貿易において貨物を輸出入する場合は、税関官署に対して、貨物の品名、種類、数量、価格などに関する事項を申告し、必要な検査を受けた後に、輸入の場合は関税などの納付を経て、許可を受けなければなりません。このような煩雑で多数の法律など専門的知識を必要とする輸出入申告手続きを、弊社はお客様の代理人として行っています。

HSコード

HSコードとは、商品の名称及び分類についての統一システム(Harmonized commodity Description and Coding Systems)に関する国際条約に基づいて定められている世界共通の番号のことです。全ての物を6桁の番号に分類しており、HSコードによって日本の輸出入の統計データ等を取っています。

インコタームズ

インコタームズ(International Commercial Terms)とは、1963年に国際商業会議所(ICC)が貿易取引における費用負担・範囲などの取引条件を定めた国際規則です。制定されて以来、数年にわたって改正が行われ、直近では2020年1月に発行されています。

通関シンクタンクの活動紹介

2019年度より「通関シンクタンクプロジェクト」を立ちあげ、お客様に対してEPA の複雑な制度やルールを分かりやすく説明し、協定関税率適用による関税納付額削減を可視化指標として、貿易実務のコンサルティングサービスを提供しています。
一例として、日EU EPA ・RCEPを適用し、ブランド衣料やバッグ、革製品などを中心に関税を削減しています。

他法令の紹介

外国から輸入される貨物については、日本の産業、経済、衛生、公安等に悪影響を及ぼすものがあり、これらの貨物について、それぞれの国内法令によって輸入の制限を行っています。
また、日本から輸出される貨物に関しても同様で、国際的な平和と安全維持の観点や、国内需要の確保、国際協定の順守などの観点から、輸出時に許可や承認を必要としています。

他法令により規制されている品目例

他法令によって輸入が制限されている品目は様々なものがありますが、その品目例と問合せ先をご紹介いたします。

青果・生花・種子 - (農林水産省)
加工食品 - (厚生労働省)
医薬品・医療機器 - (厚生労働省)
麻薬・向精神薬 - (厚生労働省)
化学品 - (厚生労働省)
動物・肉製品・乳製品 - (農林水産省)
毛皮 - (経済産業省)