NAHO KATAYAMA
  • NAME:
    片山 菜穂
  • DEPARTMENT:
    Sales & MarketinHONG KONG
  • JOINED YEAR:
    2017年入社
  • ※内容は取材当時のものです

関わるすべての人に
    思いやりを持つ

SPIRIT

行動し続けることで物流を繋ぐ

入社後は5年間ほど日本でカスターマーサービス担当として、航空輸出の出荷手配を経験しました。その後、阪急阪神エクスプレス香港現地法人に出向し、現在は外勤営業を行っています。具体的な仕事内容は、香港に拠点を持つ日系企業を訪問し、物流ニーズの発掘や輸送サービスの提案を行うこと。既存顧客を中心に担当しつつも、新規顧客や既存顧客の新部署にもアプローチすることで、ビジネス拡大に努めています。香港は関税がかからず、外国貨物の自由な輸出・輸入が可能であるため、アジアの物流の中心地となっており、香港空港の貨物取扱量は世界トップを誇っています。そのため、物流拠点を置く企業はもちろん、一回に取り扱う貨物量が多いことが特徴です。加えて船舶や航空機、トラックなど国として物流インフラが整備されているため、中国本土から香港までトラックで貨物を輸送し、香港から海外へ航空輸送するなど、あらゆるサービスを組み合わせて提案を行っています。仕事上で意識していることは、トラブルに備え、あらゆる選択肢を持っておくこと。物流は地域を問わず、地震や台風といった自然災害や国家間の対立、通関手続きの急なルール変更など、予測困難なトラブルが起きます。そのため、普段からさまざまな拠点の担当者や船会社・航空会社といったベンダーと密なコミュニケーションを図ることで、有事の際にも柔軟に対応できるよう心がけています。

EPISODE

チームワークで不可能を可能に

中国のコロナ政策の影響で、越境トラックに台数規制がかかり、物流トラブルが生じた時のことです。それまで香港空港から輸出していたお客様の貨物の多くが、中国の広州にある工場から越境トラックによって納入されたものでした。しかし、中国国内でトラック運転手を通じたコロナ感染が加速。中国政府の方針で通常1日に1万台以上動いていたトラックが、数百台に制限される事態が発生しました。そこで、小型船を用いて空港まで輸送する代替案を提案しましたが、お客様の貨物が危険品に該当するバッテリー貨物だったため、搭載ができず断念。そうした状況下で、香港空港からの輸出を取りやめ、広州空港からの輸出する道を模索することに。香港と中国では輸送ルールが異なり、航空会社から追加書類の提出が求められました。そこで、現地の事情に詳しい広州法人と連携を図り、書類の発行方法など手続きのサポートを依頼。その結果、無事に貨物を輸送し、お客様のビジネスを支えることができました。この経験を通じて、さまざまな物流手段を用いた緊急時の対応力を身につけるとともに、改めて拠点を超えたチームワークの大切さを実感しました。あらゆる拠点のスタッフが力を合わせたからこそ、成し遂げることができた経験だったと感じます。

Q&A

入社動機

就職活動では、海外で働けること、さまざまな業界との関わりを持てることを軸に物流業界や、商社業界を志望していました。その中で、フォワーダーの存在を知り、色々な企業を見てみることに。小学生の頃から阪神タイガースのファンだったこともあり、阪急阪神ホールディングスのグループ会社である当社に興味を持ちました。選考を通じて、関わった社員の方々がどんな学生に対しても、平等かつ敬意を払って接する姿に惹かれ、入社を決めました。

会社の魅力

一番の魅力は、上司や先輩社員のサポートが手厚いことです。私自身、元々心配性な部分があり、新しい業務を行う際や、新規営業を行う際などに躊躇して踏み出せないことが多くありました。そんな時に、上司から「片山がミスをしても、責任を負わせることはない。まずは行動してみよう」という言葉をかけていただきました。その結果、失敗を恐れず、新しいことに挑戦できるように。今でも役職や職種を問わず支えてくれる方々に救われています。

今後の目標

ともに働くすべての人を思いやれる人になることを目標にしています。香港に駐在して間もない頃、知識や経験がなく戸惑っている私に対して、周囲の社員が「最初はわからないのが当たり前だから」と時間をかけて丁寧に説明してくれました。そのおかげで、着実に知識を身につけられたと感じます。昨今、国家間の問題などで国を超えた繋がりを持つのが難しい状況ですが、そうした中でもお互いの考えや価値観を尊重できる人なりたいです。

応募者へのメッセージ

私自身、ライフスタイルが変わっても働き続けたいという想いがあり、長く働ける会社であることも、企業を選ぶ一つの軸にしていました。その中で、性別や年齢を問わず、社員一人ひとりの熱意を尊重する風土を感じた当社へ入社しました。実際に働いてみて、若いうちから色々な経験ができ、自分の世界が広がったと感じます。皆さんにも立場を問わず、活躍できる会社に入社してほしいです。自分が会社を選ぶという意識で頑張ってください。

ONE DAY SCHEDULE
  • 9:00
    出社
  • 9:30
    新聞で香港の時事タを収集
  • 10:00
    営業チームで案件や物流情報共有
  • 13:00
    上司と美味しいグルメを開拓
  • 14:00
    お客様先訪問
  • 15:30
    日本のお客様に現地情報を共有
  • 17:00
    現地情報や案件情報を全社に展開
  • 19:00
    退社
HOLIDAY

「休日はアクティブに」をモットーに、香港中を散策したり、ディズニーランドに足を運んだりと、積極的に行動するようにしています。香港は物流が盛んで世界中から美味しい食材が集まる地域であるため、休日は会社の同僚や友人とともに色々な飲食店を開拓することも多いです。また、オンライン通話にて他の拠点で働く先輩や同期と連絡を取ることも。公私問わず何でも相談できるため、仕事で悩んだ時も助けられています。