楽しいことも辛いことも分かち合う。
  その先に仕事を超えた絆が生まれる

ライバルとして切磋琢磨し、仲間として支え合う同期社員。
そんな同期の繋がりやお互いへの想いを紐解くために、
2016年入社の中堅社員4名に集まってもらいました。

※内容は取材当時のものです
  • SHIORI AKAGAWA
    • NAME:
      赤川 詩織
    • DEPARTMENT:
      運·東日本
    • HOMETOWN:
      東京都
  • ICHII OH
    • NAME:
      汪 一偉
    • DEPARTMENT:
      経営企画部
    • HOMETOWN:
      中国
  • KANAE OZAKI
    • NAME:
      尾崎 加奈恵
    • DEPARTMENT:
      業·東日本
    • HOMETOWN:
      大阪府
  • MASATO SUZUKI
    • NAME:
      鈴木 將斗
    • DEPARTMENT:
      グローバルセールス
    • HOMETOWN:
      静岡県
TOPIC

社員の想いに寄り添う会社

最初に、皆さんがフォワーダー業界や阪急阪神エクスプレスを志望した理由を教えてください。

SUZUKI

私の場合は、あらゆる輸送手段に関われることがきっかけでした。学生時代の趣味が一人旅だったことから、航空機や船舶、鉄道といった交通手段を利用することが多く、それらすべてと関われる業種を探した結果、フォワーダーに辿り着きました。尾崎さんはどうだった?

OZAKI

私は学生時代の留学経験から海外と関われる仕事を中心に探していたよ。あと、若いうちはさまざまな知識を身につけたいと思っていたから、幅広い業界と関われることを重視していて、その条件に当てはまったのがフォワーダーでした。

OH

僕も尾崎さんと近いな(笑)僕は中国出身だから、商社や船会社など国際的な仕事を色々と見ていて、自然とフォワーダーも選択肢に入っていたんだ。

OZAKI

やっぱり海外と関われることは魅力だよね。赤川さんはどう?

AKAGAWA

私の場合は、学内セミナーでフォワーダーの仕事に興味を持って、他社のインターンに参加したことがきっかけ。実際にインターンを通じて、陸海空あらゆる輸送手段を用いながら、お客様の貨物を輸送する仕事に憧れを持つようになった。

SUZUKI

さまざまな輸送手段で物流を繋ぐというのは、航空会社や船会社にはないフォワーダー独自の魅力だよね。実際に他社でのインターンを経験してみて、阪急阪神エクスプレスへの入社の決め手は何だった?

AKAGAWA

決め手は、優しい社員が多いこと。他社のインターンでも感じていたけれど、物流業界は体育会系のイメージが強かった。だけど、当社の先輩社員と交流した際、私が抱えている疑問や不安に親身に寄り添ってくれて、こんな社員と一緒に働きたいと思った。

SUZUKI

私も同じことを感じた(笑)フォワーダーの仕事内容は学生には理解しづらいところがあるけれど、当社の説明は丁寧で学生目線で話してくれていると感じた。入社後も先輩方が優しく仕事をサポートしてくれて、この会社を選んで良かったと思ったよ。加えて、アフリカや中東欧の事業拡大など将来を見据えた投資も決め手の一つだった。

OH

僕も面接の中でアフリカ進出に関する話は聞いていた。現状に甘んじることなく、常に挑戦を続ける姿勢には魅力を感じたよ。

OZAKI

私の決め手は、柔軟に働ける環境が整っていること。職群制度を通じてグローバル・ナショナル・エリアといった働く地域を選択できるなど社員一人ひとりの想いを大切にする社風に惹かれた。

TOPIC

互いの個性を尊重し認め合う

ありがとうございます。では、次に同期に対する第一印象を教えてください。

OH

最初に会ったのは、いつだっけ?

OZAKI

内定式じゃないかな。全員で集まった時に感じたのは、やっぱり海外志向の人が多いということ。学生時代に留学経験があったり、海外旅行が好きだったりと海外に興味がある人が多い印象だった。あと、穏やかな人が多い印象もあった。

SUZUKI

たしかに、海外志向という点は共通していたね。そんな共通点がありながらも、異なる地域や国に関心があったり、学生時代の選考分野が違っていたりと個性豊かで面白かった。

OZAKI

フランスやロシア、韓国といったようにみんな詳しい地域が違っていて、話しているだけで学ぶことがあるから楽しかった。それこそ、汪さんは中国出身だもんね?

OH

そうだね。同期が持つグローバル意識の高さは、良い刺激になっていたよ。あと、大学院から日本に来た僕に対しても、優しく話しかけてくれる人が多くて嬉しかった。

AKAGAWA

気さくで誰に対しても分け隔てない人は多かったよね。新人で飲みに行く時もグループ単位ではなく、全体で行っていたのが印象的だった。

OH

3ヶ月間あった新人研修後はみんなでよく飲みに行っていたよね(笑)

SUZUKI

懐かしいね。新人研修では1週間ごとのローテーションで色々な業務を経験していたから、学んだことをお互いに共有していたよね。

OH

個人的には新人研修での合宿も思い出に残っているかな。今は行先が変わったけど、当時は岡山県に行って、全員でカヌーを漕いだのを覚えている。

AKAGAWA

当時は選考段階から東日本と西日本で分かれていたから、集合研修までに全体で交流する機会はあまりなかったよね。だからこそ、集合研修でみんなを知れたのは嬉しかった。

OZAKI

今振り返ってみても、入社当時から本当に仲が良い世代だったと思う(笑)仕事後の飲み会以外にも、休日にドライブに行ったり、バーベキューをしたりと関わる機会が多かったからこそ、早い段階からお互いを理解し、個性を認め合うことができた。

SUZUKI

みんなと同期で本当に良かったと思うよ(笑)

TOPIC

ピンチの時に支え合う存在

本当に仲が良いんですね(笑)中堅社員となった今でも業務の中でお互いに助け合うことはありますか?

OZAKI

私は営業担当として日本から海外への輸出案件を担当しており、海上と航空両方の輸送を扱っています。そのため、通関に関してわからないことがある時やお客様から輸送費用の相談を受けた際は、同期の通関担当や仕入担当に相談しています。それこそ、海運の仕入れは赤川さんに相談することが多いよね?(笑)

AKAGAWA

多いね(笑)私は船会社と運賃やスペースの交渉を行う仕入課という部署に所属しているので、同期の営業担当から見積もりに関する相談を受けることが多いです。

SUZUKI

赤川さんは相談や依頼を受けることが多い立場だよね?

AKAGAWA

そうだね。でも、船会社と関わることが多いから、お客様が求めていることへの理解が現場社員より薄いと感じている。そのうえで、尾崎さんのような営業担当やカスタマーサービス担当の意見は、すごく参考になるな。それこそ、営業から仕入課に異動になった同期がいるから、相談することも多くて、考え方や仕事の進め方など色々と刺激を受けている。

OH

同期は相談しやすいよね。僕も現在は経営企画部で経営戦略の立案や予算の策定を担当しているけれど、異動当初は業務に関してわからないことばかりで、以前経営企画部にいた同期によく相談をしていた。

OZAKI

ピンチの時、同期に救われることは多いよね。私も営業先の中に航空貨物の出荷が急増したお客様がいて、迅速な運賃調整とスペース確保が求められたことがあった。その時、偶然にも航空会社との調整を行う航空事業部に同期がいて、状況を相談すると、即座に対応してくれた。同期のありがたみを感じた経験だったな。

OH

気持ちや考えを読み取って、すぐに対応してくれるのは同期だからこそだよね。鈴木くんは、今当社でも稀な顧客内駐在中だけれど、同期に助けられることはある?

SUZUKI

連絡は取っているけど、駐在中に業務の相談をすることは少ないかな。現在の駐在先である自動車メーカーは、基本的に船会社と直接運賃やスペースの交渉を行っていて、私はその交渉サポートを担っている。業務で言うと、赤川さんと近い感じかな。

AKAGAWA

なるほどね。駐在業務だと何かを相談する際は、組織を理解している駐在先の社員が多いということだね。

SUZUKI

そうそう。同期に助けられた経験で言うと、輸出営業を担当していた時のことが印象深い。あるお客様の案件で、日本からフィリピンに貨物を輸送することが多かった。その時に着地側のフィリピンに同期がいて、輸送トラブルが起きた際は連携して、発地側と着地側それぞれのお客様をフォローしていたんだ。

OZAKI

国境を超えて、同期と繋がるというのは貴重な経験だね(笑)同期にかかわらず、仲間想いの社員が多いというのは、当社の魅力だよね。

TOPIC

それぞれの目標を胸に前へ

最後に、中堅社員としてこれからの目標を教えてください。

AKAGAWA

気付いたら、私たちも中堅と呼ばれる立場になったんだね(笑)私はこれまで海運に関する業務に長く携わってきたので、将来はその知識と経験を活かして、海運の専門家を目指しています。会社としても海運の強化に力を入れているので、その一翼を担う存在になりたいと思っています。

OZAKI

当社の強みである航空事業と比較すると、海運事業はまだまだ成長の可能性があると思う。海運の強化に向けて、個人的に身につけたい知識や経験はある?

AKAGAWA

輸送地域や扱う貨物など船会社によって強みが異なるから、そうした知識を着実に身につけて、営業担当に対して最善の提案ができる存在になりたい。あと、セミナーを通じて、社内に海運の知識を広めていくことで、会社の海運案件獲得に貢献していきたいな。

SUZUKI

私も赤川さんに意見が近いかも(笑)駐在していて感じるのは、お客様から見たフォワーダーの存在感が少しずつ高まっているということ。コロナ前は船会社との直接的なやりとりしかなかったメーカーが、コロナ禍で生じた物流混乱の影響から、船舶や航空機はもちろん、鉄道やトラックなどあらゆる輸送手段を持つフォワーダーに着目するようになっている。

OH

倉庫での貨物管理といった付加価値も提供できるからね。フォワーダー独自のお客様のニーズに応じた柔軟な輸送対応が評価されるようになったということだよね?

SUZUKI

そういうこと。だからこそ、今後は会社としても、個人としてもお客様のニーズに寄り添えるよう、色々な選択肢を持っておきたいと思っている。まさに、この業界を志したきっかけでもある、あらゆる輸送手段に携われる利点を存分に活かすということ。あと、国際輸送は世界情勢の変化に大きく関わるので、変化への対応力を身につけることも意識している。

OZAKI

私も営業担当として、世界の変化を捉えたお客様への迅速な情報発信には今まで以上に力を入れていきたいと思っている。社員一人ひとりがそうした意識を持つことで、お客様からの信頼を獲得し、将来的には物流業者から物流のコンサルティング会社へと発展できたら嬉しい。

AKAGAWA

尾崎さんは、海外研修制度を利用して1年間ドイツに駐在していたけど、将来的には海外で働くことを視野に入れているの?

OZAKI

そうだね。海外駐在を通じて、異なる価値観や考えを持つ方々と働くことで仕事の進め方など学ぶことは多かった。だから、将来は海外で働きながらグローバルな視点で当社の発展に何が必要かを考え、会社を大きくしていきたい。汪さんは経営面からどのような目標を持っているの?

OH

みんなから挙がったように、海運やロジスティクスといった成長分野を発展させるために、海外の現地法人と連携したり、M&Aを活用することで会社の規模を大きくしていきたい。あと、経営企画部は各分野のプロフェッショナルが集まっているから、周囲から色々な知識を吸収して、広い視野で会社経営を考えられる人材になりたいと思っている。

SUZUKI

今後はそれぞれの目標を実現することで、中堅社員として会社を引っ張っていきたいね。

OZAKI

これからも同期で切磋琢磨していこうね。あと、みんなでまた集まろうね(笑)