KODAI AOYAMA
  • NAME:
    青山 広大
  • DEPARTMENT:
    運·東日本
  • JOINED YEAR:
    2020年入社
  • ※内容は取材当時のものです

多角的な視点で、
  ベストな物流を提案する

SPIRIT

周囲の期待に応え必要とされる人になる

私が所属する海運事業部仕入課は、海上輸送に関わる船会社様との料金交渉など、仕入業務を行っています。営業担当がお客様からいただいた海上輸送のご依頼内容に沿って、船会社と輸送運賃を交渉、それをもとに見積もりを作成し、営業担当に共有します。お客様によって、貨物の種類や仕向地はもちろん、スピードや安全性、価格など優先すべき輸送条件が異なるため、営業担当に事前確認を行い、条件に合った船会社を選定することが重要になります。仕事を行ううえでは、関わる人たちの期待を超えることを心がけています。例えば、船会社と運賃交渉を行う中で、船舶のスペース状況や各社の集荷強化地域など営業面で活かせる情報を得られることもあります。そうした内容は作成した見積もりとともにプラスの情報として営業担当に共有することで、社内の営業力向上に努めています。社内外問わず、さまざまな人が関わることによって、貨物がお客様のもとに届けられます。だからこそ、周囲への感謝を忘れずに、少しでも期待に応えられるよう日々精進していきたいです。

EPISODE

コロナ禍による船舶スペース逼迫に奔走

コロナ禍でドイツ向けに自動車を輸送したことが印象深いです。2020年から世界中を襲った新型コロナウイルスの影響で港湾労働者やコンテナが不足し、港湾活動が停止するなど物流業界にも混乱が発生。海上輸送では、仕向地を問わず船舶スペースが逼迫していました。特に北米やヨーロッパ向けは輸送需要が高いことに加えて、航路や輸送日数が長く、経由地での港湾混雑の影響を受けやすいため、スペース逼迫が深刻な状況でした。そんな状況の中で、営業担当から「ドイツ向けに完成車両を輸送したい」という依頼を受けました。各船会社は契約貨物の輸送で精一杯のかなり厳しい状況でしたが、営業担当やお客様の期待に少しでも応えたいという想いで、あらゆる船会社とコンタクトを取り、粘り強く交渉を続けました。すると、これまで取引実績がほとんどなかった会社から「何とかスペースを確保できるかもしれない」とポジティブなご回答をいただくことに。その会社が扱う船舶はこれまで手配経験のないものでしたが、先輩に相談をしながら、手配を進めました。また輸送中のトラブルに備え、営業やカスタマーサービス担当と密にコミュニケーションを取るなどお客様のサポートを徹底しました。その結果、無事に輸送を達成するとともに、その後もさまざまな案件をご相談いただける関係性に。この経験からどんな状況でも自分にできることを考え、最善を尽くすことの大切さを学びました。

Q&A

入社動機

大学時代に物流を学んでいたため、物流業界を中心に就職活動していました。また、航空貨物を取り扱う代理店でアルバイトしていたことや、研究室の先輩が入社していたこともあり、阪急阪神エクスプレスの存在は知っていました。面接を通じて、私の性格や趣味も含めて、一個人として真剣に向き合ってくださるなど社員の方々の人柄に惹かれ、入社を決めました。

会社の魅力

当社の魅力は社員の温かい人柄だと感じます。入社当時は仕事内容でわからないことが多く、上司や先輩に質問してばかりでした。しかし、どんな状況でも優しく対応していただきました。現在でも、業務上トラブルが起きそうな時は、事前にフォローしてくださるなど、困っている時に手を差し伸べてくれる社員の方が多く、助けられています。

今後の目標

お客様に多角的な提案ができる物流のエキスパートになりたいです。そのために、まずは海上輸出に関する知識と経験を蓄え、社内外問わず信頼される人材になることが重要だと考えています。また、将来的には営業やカスタマーサービス、通関、海外駐在などさまざまな職種で経験を積むことで、幅広い視点から物流サービスを提案できる人材になりたいです。

応募者へのメッセージ

当社は航空貨物事業から誕生した会社であり、航空貨物輸送においてはさまざまなノウハウを持っています。一方で、海上貨物事業やロジスティクス事業は、今後の拡大が期待されている分野です。そのうえで、会社としても、当社の事業拡大に貢献したいという気概を持った方との出会いを大切にしています。そんな想いを持った方々と一緒に働けることを楽しみにしています。

ONE DAY SCHEDULE
  • 9:00
    出社
  • 9:10
    船会社のHPや業界紙を確認
  • 10:00
    海上輸送に関する見積もり作成
  • 12:00
    宅配弁当でランチ
  • 13:00
    部内でスペースや運賃情報を共有
  • 15:00
    船会社と打ち合わせ
  • 16:00
    海上輸送に関する見積もり作成
  • 19:00
    退社
HOLIDAY

高校と大学でバトミントンをやっていたこともあり、現在も社会人サークルにて月に数回友人とともに汗を流しています。サークルに所属したきっかけは、社会人になってから運動不足が気になったため。プレー中は、無心になれるので、運動不足やストレス解消になっています。また、年齢層や職種の異なる多様な方が所属していることもあり、コミュニティはもちろん、さまざまな知見を広げることができています。